平野 衆議院議員(2021年01月)
立憲民主党は1月31日、合流結党後はじめてとなる2021年定期大会をオンライン開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、平野博文衆議院議員をはじめ執行役員等のみが会場に集まり、大会代議員はリモートでの参加となりました。
大会来賓としてリモート参加いただいた神津里季生連合会長は挨拶のなかで、新型コロナウイルス感染収束の見通しが立たない現状のもと、非正規労働者や女性を中心に雇用に甚大な影響が出ていること、企業規模の大小を問わず不安が広がっていること、医療の崩壊の中で、医療・介護の現場で働く人々は使命感だけでつないできていることなどの情勢をふまえ、立憲民主党に対して「今後の国会論戦において、『誰一人取り残されることのない社会』をめざし、多様性に根ざした持続可能で包摂的な社会を実現するという観点から、政権与党との哲学の違いを是非浮き彫りにしていただきたい」と、昨年9月に誕生した新しい立憲民主党期待を述べられるとともに、党運営についても「建設的な議論を尽くし、ひとたび方向づけをした後には、ひとつにまとまる。そうした懐の深さを強く意識して、野党第一党としての役割とその存在感を発揮していただきたい」と、結束の必要性を重ねて訴えられました。
大会においては、新型コロナウイルス感染症によって明らかになった日本社会の弱さと脆さから国民の『命と暮らしを守る』こと、そして、そのために今年必ず行われる衆議院総選挙において『政権交代の選択肢となる』ことを基本テーマとして掲げ、次の6つの重点課題からなる「2021年活動計画」を進めていくことが提起されました。
① 新型コロナウイルス感染防止と「命と暮らしを守る」対策に全力を上げる
② 政治を転換する総選挙に全ての取り組みを集中する(4月衆参補欠選、横浜市長選、千葉県知事選、東京都議選も重点)
③ 国民の声を実現する国会論戦を強化する
④ 政権の選択肢となる理念・政策をさらに明確化する
⑤ 「あなたとつながる」ネットワークを拡げ確立する(若者、青年対策をみすえて)
⑥ 女性の声を政治に反映していく取り組みを加速させる
この2021年活動計画の他、「2020年決算」「2021年度予算(骨格)案」及び、党員、サポーター(協力党員)、パートナーズ制度等に関する「規約改正案」が提起され、メイン会場のスクリーンに映し出されたリモート参加代議員の拍手とともに可決承認されました。
平野博文衆議院議員は、引き続き「命と暮らしを守る」対策とともに、党選対委員長として総選挙に向け、全力を尽くします。